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2026.01.24メルカリトレンドワードラブブ

メルカリ『ラブブ』が示す2025年の消費トレンド:越境EC経営者が語る「モノの価値」の変化

メルカリ公式が発表した2025年トレンドワードから、越境EC経営者の荒木淳平が「モノの価値」の変容を解説。ラブブが象徴する新たな消費構造とビジネスチャンスとは。

CHAPTERS

  • 00:00メルカリ「トレンドワード2025」は何がすごい?
  • 00:00なぜ2025年の1位が「ラブブ」なのか?
  • 00:00検索される=売れている、ではない
  • 00:002025年は「推し活・コレクション市場」が強い
  • 00:00新品より「手に入らないモノ」が動く理由
  • 00:00メルカリの役割はどう変わった?
  • 00:00視聴者向け整理|この記事から学ぶべきこと

メルカリが先日、「2025年のトレンドワード」を発表したのをご存じでしょうか。これは単なる話題性のあるキーワードを集めたものではなく、実際の検索や取引データに基づいている点が非常に重要なんですよ。僕らが日々現場で肌で感じている消費行動の変化が、明確なデータとして裏付けられている。まさに今の個人間取引市場、ひいては越境ECにも通じるリアルな縮図だと感じています。

メルカリ「トレンドワード2025」が持つ本当の意味とは?

そもそも、このトレンドワードがなぜこれほど注目されるかというと、そのデータソースにあります。メルカリ公式が「実際に検索され、取引されたデータ」を元に出しているから、感覚論じゃないんですよね。単に「話題になった」というだけではなく、「お金が動いた結果」が反映されている。ここが一番のポイントだと僕は見ています。

うちもeBay(イーベイ)で同じようにデータを見てますけど、やっぱりリアルなお金が動いたデータは説得力が違いますよね。これは「今売れている商品リスト」として見るのではなく、未来の市場を読み解くための「仕入れ判断の材料」として捉えるべきなんですよ。

なぜ2025年のトレンドワード1位が「ラブブ」なのか?

今回のトレンドワードで僕が特に注目したのは、やはり1位の「ラブブ」です。ラブブって、初めて聞いた人もいるかもしれないですね。これは中国発のデザイナーズトイで、公式ではなかなか手に入らないんですよ。だから新品を探すより、最初から二次流通(セカンダリーマーケット)で探すのが当たり前になっているんです。

これは単なるブームじゃなくて、特定の「文脈」や「希少性」に価値を見出す消費行動そのものがトレンドになっている証拠なんですよね。コレクション性も非常に高く、ユーザーがその背景にあるストーリーや手に入りにくさに魅力を感じている。まさに今の消費者の心理を象徴していると思います。

「検索される」が「売れる」とイコールではない理由

ここを勘違いしちゃう人が多いんですけど、「検索されている=今すぐ売れる」ではないんですよね。メルカリのトレンドワードもそうですが、検索にはいくつかの意味があるんです。

例えば、「欲しい」と思って検索する人もいれば、「持っているものがいくらで売れるんだろう?」と相場を知りたい人、あるいは「この商品、本当に高く売れるのか?」と市場の動向を調べたい人もいます。だから、検索データはあくまで「市場が動き出しているサイン」として捉えるのが正しいんです。僕らが越境ECで商品リサーチする時も、この多角的な視点は常に意識していますね。

2025年、なぜ「推し活・コレクション市場」がここまで強いのか?

ラブブ以外にも、今回のトレンドワードを見てると、キャラクターグッズやカード、ホビー系といったワードが上位を占めているのが特徴的ですよね。これって、単に消費して終わりじゃなくて、「保有する」「集める」「交換する」という行動が前提になっているんです。

つまり「集め続ける理由」があるジャンルは、価格が落ちにくいし、安定した市場を形成しやすい。メルカリが「推し活インフラ」として機能している側面も大きいと思います。うちでも越境ECで日本のキャラクターグッズを扱うことがありますが、この「推し活」の熱量は本当にすごいものがありますね。

新品より「手に入らないモノ」に価値が生まれる構造

昔は「安く買って高く売る」が商売の基本でしたけど、今はちょっと違うんですよね。「手に入らないから価値が出る」時代なんです。公式が意図的に供給を絞ったり、限定品にしたり、ランダム封入にしたり。これって、最初から二次流通で価値が形成されることを織り込んでいるとすら思えるんです。

うちも海外から「日本でしか手に入らない限定品」を求めて問い合わせが来るケースが非常に多いんですよ。例えば、日本限定のスニーカーや、特定のイベントでしか手に入らないアイテムなど。まさにこの「手に入らないからこそ価値が生まれる」という構造が、越境ECでも顕著に出ていると感じています。

メルカリの役割は「不用品処分」からどう変わったのか?

メルカリって、最初は「家の不用品を売る場所」というイメージが強かったと思うんですけど、今は完全に変わりましたよね。もはや「市場価格が生まれる場所」なんです。企業ではなく、ユーザー自身が「このモノにはこれくらいの価値がある」と値付けしていく。

今回のトレンドワードは、まさにユーザーがモノに新しい価値を与えた証拠だと僕は見ています。この構造は、僕らが手がけるeBayや越境ECの市場とも完全にリンクしていますね。ユーザーが価値を創造し、それが市場価格として反映される。このダイナミズムこそが、今の個人間取引市場の面白さだと感じています。

越境EC経営者が語る、この市場構造から学ぶべきこと

今回の話は、単に「ラブブを仕入れましょう」という話ではないんですよ。僕らが本当に見るべきは、「なぜラブブが検索され、取引が増えたのか」という背景にある市場構造なんです。モノが余っている時代だからこそ、意味や文脈があるモノ、手に入らないモノに人は価値を見出す。

この構造は、アパレルだろうと、ホビーだろうと、越境ECだろうと、ジャンルを問わず応用できるんです。僕自身も、日々この新しい価値の決まり方を常に意識しながらビジネスをしています。流行っている商品名を追うのではなく、その裏にあるユーザーの行動原理や市場の構造を理解することが、これからのビジネスでは何よりも重要だと考えていますね。

これからの時代は、「モノ余り」というより、「意味や文脈のあるモノ」が選ばれていく時代だと思います。ラブブはその象徴であって、主役は、その背後にある「価値の決まり方が変わった市場構造」なんですよ。この変化を理解し、ビジネスに活かしていくことが、これからの僕たち経営者には求められているんじゃないかと強く感じています。

FAQ

Q.メルカリのトレンドワードはなぜ重要ですか?
メルカリのトレンドワードは、実際の検索・取引データに基づいているため、単なる話題性ではなく、ユーザーがお金を出して求める「リアルな需要」を示しています。これは個人市場の動向を読み解く上で非常に重要な指標となります。
Q.「ラブブ」が2025年のトレンドワード1位になった背景は何ですか?
ラブブは中国発のデザイナーズトイで、公式での入手が困難なため、最初から二次流通で探すのが前提となっています。コレクション性、文脈、希少性が高いことが、多くのユーザーに支持される要因となっています。
Q.検索数が多い商品は必ず売れるのですか?
検索数が多いことは市場の関心が高いサインですが、必ずしも即座に売れるとは限りません。ユーザーは「欲しい」「相場を知りたい」など様々な意図で検索するため、市場が動き出している兆候として捉えるべきです。
Q.2025年に「推し活・コレクション市場」が強い理由は何ですか?
キャラクターグッズやカード、ホビー系は、消費して終わりではなく「保有・収集・交換」が目的となるため、ユーザーが「集め続ける理由」があります。この継続的な需要が、価格が落ちにくい安定した市場を形成しています。
Q.新品より「手に入らないモノ」に価値が生まれるのはなぜですか?
公式が意図的に供給を絞ったり、限定品やランダム封入にしたりすることで、新品での入手が困難になります。これにより、「安く買って高く売る」ではなく、「手に入らないからこそ価値が生まれる」という市場構造が形成されています。
Q.メルカリの役割はどのように変化したのでしょうか?
メルカリはもはや単なる「不用品処分の場」ではなく、「市場価格が生まれる場所」へと進化しました。企業ではなくユーザー自身がモノの価値を決定し、新しい消費トレンドを生み出すインフラとしての役割を担っています。
Q.このトレンドは越境ECでも当てはまりますか?
はい、完全に当てはまります。越境ECでも、公式では入手困難な限定品や、特定の文化圏でしか手に入らない希少なアイテムに高い需要があります。「手に入らないから価値が出る」という構造は、グローバル市場でも共通のトレンドです。

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