メルカリ2025年トレンド「ラブブ」から読み解くモノの価値観変化とEC市場の未来
メルカリが発表した2025年トレンドワードから、JP.Company代表の荒木淳平が消費者の価値観変化とEC市場の未来を深掘り。推し活経済圏や運営の戦略、ラグジュアリーリユース品のリスクを解説。
CHAPTERS
- 00:002025年メルカリトレンド発表の背景
- 01:20「ラブブ」が示す推し活経済圏の拡大
- 03:45「訳あり」ランキングの裏にあるメルカリの戦略
- 06:10プロが警鐘を鳴らすメルカリでのブランド品購入リスク
- 08:302026年、次にくるトレンドを予測する視点
メルカリが発表するトレンドワードは、単なる流行の紹介に留まらないと僕は考えています。消費者の購買行動やモノへの価値観が大きく変化していることを示唆していて、特に2025年のランキングからは、EC市場の今後を考える上で重要なヒントが隠されていると感じます。
メルカリのトレンドワードから見えてくる「推し活」の熱量
2025年のメルカリトレンドワードで最も驚いたのは、やはり1位がキャラクターの「ラブブ」だったことですね。ランキング上位には「ポケモン」「鬼滅の刃」「ちいかわ」「ONE PIECE」と、キャラクター関連がずらりと並んでいます。これは、メルカリの主要ユーザー層がママさんや子供を持つ親、そして「推し活」に熱心な層に強く支持されていることを明確に示していると思うんです。
僕の姪っ子も、好きなアイドルの昔の「明星(雑誌)」をメルカリで探して買っていました。推しが身につけていたものや、関連するグッズを手に入れたいという欲求は、想像以上に強い。そこには「同じ物を付けたい」という共感や、思い出を共有したいという感情が強く働いているんですよ。こうした「推し活」は、単なる趣味の消費ではなく、モノに新たな価値を生み出す大きな経済圏になっていると実感しますね。
ラグジュアリーバッグ
「訳あり」が示すメルカリの戦略と現実のギャップ
ランキングの中で特に僕が注目したのは、5位にランクインした「訳あり」というキーワードです。正直なところ、メルカリで「訳あり」と検索するイメージってあまりないんですよ。楽天市場とかなら納得できるんですけどね。これはちょっと「大人の事情」が絡んでいるんじゃないかと感じています。
メルカリの説明では、「メルカリShops」(メルカリが展開する事業者向けのECプラットフォーム)で農家直送の野菜や果物が取引され、物価高騰対策として賢い買い物方法として利用されている、とありました。もちろん、安価に良いものを手に入れたいというニーズは理解できます。ただ、一消費者としてメルカリで生鮮食品を買おうとは、正直あまり思わないんですよね。メルカリ運営側が「メルカリShopsを流行らせたい」という強い意図を持って、このキーワードを推し出しているように見えてしまいます。ある程度の伸びはあるかもしれませんが、ランキング5位に入るほど活発かというと、少し疑問符がつくというのが僕の率直な意見です。
リユース・二次流通
プロが警鐘を鳴らす、メルカリでのラグジュアリーブランド品購入リスク
メルカリのランキングには「Louis Vuitton」や「adidas」といったブランド名も入っていましたが、僕の立場からすると、特にラグジュアリーブランド品の取引には警鐘を鳴らしたいですね。昔はメルカリでもブランド品が買いやすかった時代もありましたが、今は偽物が本当に多いんですよ。真贋鑑定サービスも導入されていますけど、プロの目から見ると「全然ダメ」というのが現状です。
古着やカジュアルな洋服であればまだしも、高額なラグジュアリーブランド品をメルカリで買うのは、正直怖くてできません。購入したものが偽物だった場合、それは犯罪に加担してしまう可能性すらありますからね。もしブランド品を安く買いたいのであれば、ちゃんとしたリユースショップや、せめてヤフオクなどのプラットフォームを検討すべきだと僕は思います。しかし、ネット上にはあまり良いものが流れていないというのも現実としてありますね。
2026年、次にくるトレンドを予測する視点
今年のトレンドから来年以降の動きを予測するのは難しいですが、いくつかのヒントはあります。まず、2026年はワールドカップやWBCといった大きなスポーツイベントが控えていますから、スポーツ関連のアイテムが流行る可能性は十分にありますね。スポーツウェアはもちろん、ヴィンテージ系のスポーツウェアも、その流れでより一層注目されるかもしれません。
また、「ラブブ」の流行に見られるように、海外のアイドルやインフルエンサーが身につけているものが、インスタグラムなどのSNSを通じて日本に波及し、メルカリでの「推し活」消費に繋がる流れは今後も続くでしょう。僕たちは常に海外の動向やSNSのトレンドにアンテナを張って、次に何が来るのかを予測していく必要があります。新たなキラーキャラクターが登場する可能性もありますし、トランプさんの動き一つで市場が大きく変わることもあり得ますから、今年はさらに注意深く市場を見守っていきたいと思っています。
メルカリは「推し活」や「流行り物」といった、手軽に楽しめる消費のプラットフォームとして非常に強いです。無理に苦手な分野を流行らせようとするよりも、その強みをさらに活かす方が、ユーザーにとっても運営にとっても良い結果に繋がるんじゃないかと僕は思いますね。
FAQ
FAQ
Q.メルカリ2025年トレンドワード1位の「ラブブ」とは何ですか?
Q.なぜ「訳あり」がメルカリのトレンドワードにランクインしたのでしょうか?
Q.メルカリでラグジュアリーブランド品を購入する際のリスクは何ですか?
Q.「推し活」がメルカリのトレンドに与える影響は大きいですか?
Q.荒木さんは2026年にどのようなトレンドが来ると予測していますか?
Q.メルカリはどのような商品の取引に最も適していると荒木さんは考えますか?
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