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2026.09.14越境EC物流コストDHL

越境ECセラー必見!DHL送料3%値上げの裏側と今すぐできる利益死守対策

9月からのDHL送料値上げは越境ECセラーにどう影響するか?荒木淳平が背景と対策を解説。トランプ関税、インフレ、年末ピークが絡む複雑な問題にどう立ち向かうべきか?

CHAPTERS

  • 00:00越境ECの物流コスト値上げ問題提起
  • 00:45値上げの背景と3つの主な理由
  • 02:10DHL送料3%値上げが利益に与える影響
  • 03:30他の配送会社も値上げに追随する可能性
  • 04:50越境ECセラーが今すぐ取るべき5つの対策
  • 07:30物流コスト高騰時代を生き抜くために

9月からDHLの送料が一律3%値上げされることになりました。越境ECでビジネスを展開しているセラーさんや法人にとっては、これは無視できない大きな影響があるんです。特にアメリカ向けの発送が多い僕らの業界では、利益を圧迫する要因になりかねません。今回は、なぜこのような値上げが続くのか、そして僕たちが今すぐできる対策について、詳しくお話ししたいと思います。

越境ECの物流コスト高騰、その背景にある3つの要因とは?

DHLが送料を値上げする背景には、主に3つの大きな要因があると感じています。これらは個別の問題ではなく、複合的に絡み合って物流コスト全体を押し上げているんですよね。

まず一つ目が、トランプ関税の影響です。米国向けの通関処理が以前よりも格段に複雑化しているんですよ。税金表示や申告作業が追加されたことで、DHL側の業務量が大幅に増加し、それに伴って人件費も上がっているのが実情です。これは僕らが発送する荷物一つ一つにかかる手間が増えている、ということと直結します。

二つ目は、世界的なインフレと人件費の上昇ですね。燃料費が高騰しているのはもちろんですが、特に航空貨物業界では人員の確保が非常に難しくなっているんです。人手不足は世界中で起きていて、そのしわ寄せが人件費の上昇という形で現れています。僕らの日常の買い物でも物価が上がっているのを感じるように、物流業界も同じ状況にあるということですね。

そして三つ目が、年末の物流ピークに向けた先行対応という側面です。毎年11月から12月にかけては、ブラックフライデーやサイバーマンデーなど、eコマースの需要が爆発的に高まる時期なんですよ。この時期は世界中で荷物が集中し、物流網がパンク寸前になることも珍しくありません。DHLとしては、このピークに備えて事前に価格調整を行い、安定したサービス提供を維持しようとしている、という見方もできると思います。実際、毎年1月から2月に値上げすることが多いんですけど、今年は段階的に上げることで、顧客へのインパクトを少しでも和らげようとしているのかもしれません。

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DHL送料3%値上げは、越境ECセラーの利益にどう響くのか?

今回の3%の値上げ、数字だけ見ると「たった3%か」と感じる人もいるかもしれません。でも、これが越境ECセラーの利益に与える影響は決して小さくないんですよ。特に単価の低い商品を扱っている場合、この3%はダイレクトに利益を圧迫します。

例えば、送料が30ドルの場合、3%増えると30.90ドルになるわけですよね。一見わずかな差に見えても、これを毎日の発送数で積み重ねていくと、月間で数千ドル、年間では数万ドルのコスト増になることもあります。特にアメリカ宛ての配送は、すでにトランプ関税の影響で関税がかかりやすくなっているところに、さらに送料の値上げが重なるんです。これはもう、「売れない」というより「儲からない」状態に陥ってしまうリスクがある、と僕らは真剣に受け止めるべきだと考えています。

うちでも実際に、利益率の低い商品については、この数パーセントのコスト増で赤字転落寸前になるケースも出てきています。だからこそ、この値上げを機に、配送コストと利益率の関係を徹底的に見直す必要があるんです。

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DHLに追随?他社も値上げする可能性が高い理由

DHLが値上げを発表したことで、次に気になるのは「他の配送業者も追随するのか?」という点ですよね。僕の肌感覚としては、FedExやUPS、そして日本郵便なども、おそらく何らかの形で値上げを検討する可能性が高いと思っています。

なぜなら、先ほどお話しした値上げの背景にある要因、つまりインフレによる燃料費・人件費の高騰や、アメリカ向けの通関処理の複雑化といったコスト構造は、どの配送業者も共通して抱えている問題だからです。特にアメリカ向けの関税処理が増加しているのは、国際配送を手掛ける全社にとって共通の負担増なんですよ。DHLだけが特別なコストを抱えているわけではない、ということですね。

僕が業界関係者から聞く話だと、早ければ10月から11月にも、他の主要な配送業者が値上げを発表する可能性も十分にあり得る、と見ています。だからこそ、DHLだけの問題と捉えるのではなく、国際物流全体がコストアップのトレンドにある、という認識を持つことが重要なんです。

越境ECセラーが今すぐ取るべき5つの具体的な対策

では、このような状況の中で、僕たち越境ECセラーは何をすべきか。具体的な対策を5つ提案したいと思います。

1. 送料込み表示への切り替えを検討する

まず一つ目は、商品価格に送料を含めた「送料込み表示」への切り替えを検討することです。これは、値上げ分を商品価格に転嫁しやすくなるだけでなく、購入者にとっても最終的な支払い額が分かりやすくなるというメリットがあります。ただし、市場の価格競争力を失わないよう、競合他社の価格動向も慎重に見極める必要がありますね。

2. 配送方法別の利益率を再計算する

次に、扱っている全ての商品について、配送方法ごとの利益率を徹底的に再計算することです。DHLだけでなく、FedEx、UPS、日本郵便など、複数の配送オプションを使っている場合は、それぞれのコスト増が利益にどう影響するかを正確に把握するべきです。僕の経験上、この再計算を怠ると、気づかないうちに赤字商品が増えてしまう、なんてことにもなりかねません。

3. 商品単価・数量を上げて利益率をカバーする

一つ一つの商品の利益率が下がってしまうのであれば、商品単価を上げるか、一度に購入される数量を増やす工夫も必要です。例えば、セット販売を強化したり、より高付加価値な商品にシフトしたりするのも有効な戦略だと思います。僕らは「売る」だけでなく「儲ける」ことを考えなければいけませんからね。

4. アメリカ依存度を下げる

アメリカは越境ECにおいて非常に大きな市場ですが、関税や送料の問題が複雑化している今、過度なアメリカ依存はリスクになり得ます。ヨーロッパやアジア、オーストラリアなど、他の市場への販路拡大も真剣に検討する時期に来ているんじゃないでしょうか。実際にうちでは、この数年でアメリカ以外の市場への投資を増やしてきました。

5. SpeedPAKなどeBay公式配送との比較もしておく

最後に、eBayを利用しているセラーさんであれば、eBayが公式で提供している配送サービス「SpeedPAK(スピードパック)」など、他の配送オプションとの比較も改めて行ってみることをお勧めします。特定の地域や商品カテゴリーによっては、思わぬコストメリットが見つかる可能性もありますからね。常に複数の選択肢を比較検討し、最も効率的で利益が確保できる方法を選ぶのが賢明です。

物流コスト高騰時代を生き抜くために

今回のDHLの値上げは、越境ECを取り巻く環境が常に変化していることを改めて僕たちに突きつけています。物流コストの変動は今後も続く可能性が高いですし、僕らはその変化に柔軟に対応していく必要があるんです。ただ漫然とビジネスを続けるのではなく、常にコスト構造を見直し、利益を確保するための戦略を練り続けることが、この厳しい時代を生き抜くための鍵になるんだと、僕は強く感じています。

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FAQ

Q.DHLの送料が値上げされる主な理由は何ですか?
トランプ関税による米国向け通関処理の複雑化、世界的なインフレと人件費の高騰、そして年末の物流ピークに備えた先行対応が主な要因です。
Q.DHLの3%値上げは越境ECの利益にどう影響しますか?
単価の低い商品ほど利益率に直結し、アメリカ向けは関税と送料の二重苦で「売れない」ではなく「儲からない」状態に陥るリスクがあります。
Q.他の配送業者も送料を値上げする可能性はありますか?
はい、FedExやUPS、日本郵便などもDHLと同様のコスト構造を抱えているため、早ければ10月〜11月にも値上げに追随する可能性が高いと見ています。
Q.越境ECセラーができる具体的な対策は何ですか?
送料込み表示への切り替え検討、配送方法別の利益率再計算、商品単価・数量アップ、アメリカ依存度の低減、SpeedPAKなど他配送サービスとの比較が挙げられます。
Q.「トランプ関税」とは何ですか?
トランプ政権時代に導入された関税政策で、特に中国製品に対して高関税を課すものですが、越境ECにおいては米国向け荷物の通関処理を複雑化させ、間接的に物流コストを押し上げています。
Q.「SpeedPAK(スピードパック)」とは何ですか?
eBayが公式で提供している越境EC向けの配送サービスです。特定の地域や商品カテゴリーでコストメリットがある場合があるため、他の配送サービスと比較検討する価値があります。

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