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2026.08.21越境EC物流コストDHL

越境ECで利益激減?DHL値上げの背景とセラーが今すぐ取るべき対策

越境ECセラー必見。DHLが9月から送料を一律3%値上げ。その背景にある3つの要因と、利益を守るために今すぐ実践すべき5つの具体的な対策を、越境EC経営者・荒木淳平が解説します。

CHAPTERS

  • 00:00越境ECにおける物流コスト値上げの現状と影響
  • 00:XXDHL値上げの3つの背景と理由
  • 00:XX3%値上げが越境EC利益に与える具体的な影響
  • 00:XX他配送業者も追随?今後の物流コスト動向
  • 00:XX越境ECセラーが今すぐ取るべき5つの対策

最近、越境ECでビジネスを展開する僕らの間で、ちょっと無視できない話題が持ち上がっているんですよ。 大手国際輸送業者であるDHLが、9月から送料を一律3%値上げすると発表したんです。たかが3%と思うかもしれませんが、これが僕らのビジネス、特に利益率にどれだけ響くか、正直ゾッとしますよね。

越境ECセラーが直面する物流コスト上昇の現実

DHLの値上げは、越境ECの物流コスト上昇という大きな流れの一部だと僕は見ています。特に僕らが扱うような単価の低い商品の場合、送料のわずかな上昇がダイレクトに利益を圧迫してしまうんですよね。今回の値上げは、僕らのビジネスモデル全体を見直すきっかけになるんじゃないかと思っています。

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DHL値上げの背景にある3つの要因とは?

なぜDHLはこのタイミングで送料を値上げするのか。僕が現場で感じているのは、主に次の3つの要因が大きいんじゃないかと思っています。

1. トランプ関税の影響による通関処理の複雑化

まず一つ目は、やはり米国向けの通関処理が尋常じゃなく複雑になったことですね。特にトランプ政権時代から始まった関税の厳格化は、今も影響を及ぼしていて。税金表示や申告作業が以前よりも細かくなり、DHL側の業務量が増加しているんですよ。当然、それを処理する人件費も上がりますから、それが送料に転嫁されるのは避けられない状況だと思います。

2. 世界的なインフレと人件費の上昇

二つ目は、世界的なインフレですね。これは僕らの日常生活でも感じるところだと思うんですけど、物流業界も例外じゃないんですよ。燃料費はもちろん、特に航空貨物を扱う現場の人員確保が本当に大変で、人件費も上がらざるを得ない状況です。僕らのMonoshareでも、ここ数年で人件費の上昇は肌で感じていますから、これは世界的な流れだと理解しています。

3. 年末の物流ピークに向けた先行対応

もう一つ、これはDHL側の戦略的な側面もあると思うんですけど、年末の物流ピークに備えた先行対応という見方もできます。例年11月から12月にかけてはeコマースの需要がピークを迎え、荷物が集中しますよね。毎年1〜2月にドカンと値上げするよりも、こうして段階的に上げていく方が、利用者へのインパクトは少ないだろう、という判断じゃないかと思ってますね。もちろん、僕らとしては値上げ自体は痛いんですけど。

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3%の値上げが越境ECの利益に与える具体的な影響

「たった3%でしょ?」と思う人もいるかもしれません。でも、この3%が意外と馬鹿にならないんですよ。例えば、送料が30ドルの商品があったとして、3%の値上げだと単純に0.9ドル増えるわけですよね。

これだけ聞くと微々たるものに感じるかもしれませんが、特に単価の低い商品を数多く扱っているセラーさんにとっては、この0.9ドルがダイレクトに利益を圧迫するんですよ。僕らのビジネスは薄利多売の側面もあるので、この積み重ねは無視できません。さらにアメリカ宛てだと関税と送料のダブルパンチで、売上はあっても「儲からない」という状態に陥りやすい。これは本当に深刻な問題だと認識しています。

他配送業者も追随?物流コスト上昇は避けられないのか

正直なところ、今回のDHLの値上げは、他の配送業者も追随する可能性が高いと僕は見ています。FedExやUPS、そして日本郵便なんかも、根本的なコスト構造はDHLと共通している部分が多いですからね。特にアメリカ向けの関税処理の複雑化と増加は、どの業者にとっても同じ負担なので。

早ければ10月〜11月にも、他社が値上げを検討しているという話も、ちらほら耳に入ってきています。越境ECセラーとしては、物流コストの上昇は今後も続く、という前提で戦略を立てる必要があるんじゃないでしょうか。

越境ECセラーが今すぐ実践すべき5つの対策

では、僕たち越境ECセラーは、この状況に対してどう対処すべきか。僕が考える具体的な対策を5つ紹介したいと思います。

1. 送料込み表示に切り替えるか検討する

これは顧客体験にも関わるんですけど、送料を商品価格に含めて「送料込み」で表示するやり方です。僕らのビジネスは、お客様に気持ちよく購入してもらうことが大前提なので、購入直前で送料を見て「思ったより高い」と思わせない工夫は大事だと思うんですよね。透明性を高めることで、カゴ落ち防止にも繋がります。

2. 配送方法別の利益率を再計算する

送料が上がれば、当然、商品ごとの利益率は変わってきます。今使っている配送方法ごとに、どの商品がどれくらいの利益率になっているのか、一度棚卸しして再計算することをおすすめします。もしかしたら、利益率が極端に下がってしまっている商品が見つかるかもしれません。そこから、価格改定や配送方法の変更を検討するきっかけになります。

3. 商品単価・数量を上げて利益率をカバーする

送料が上がっても利益を確保するためには、一つあたりの商品単価を上げるか、一度に購入してもらう数量を増やす戦略も有効です。例えば、関連商品をセット販売にしたり、高単価で利益率の高い商品にシフトしていくことも検討すべきですね。僕らのMonoshareでも、顧客単価を上げるための施策は常に考えています。

4. アメリカ依存を下げる

これは僕が長年越境ECをやってきて強く感じるリスクヘッジなんですけど、特定の国に依存しすぎるのは危険です。アメリカは確かに大きな市場ではありますが、関税や物流コストの変動リスクも高いので、シンガポールやオーストラリア、ヨーロッパなど、他の成長市場にも目を向けるべきだと考えています。市場を分散することで、リスクを軽減できます。

5. SpeedPAKなどeBay公式配送との比較もしておく

eBayでビジネスをしているセラーさんなら、eBayが公式に提供しているSpeedPAKのような配送サービスも比較対象に入れておくべきですね。僕らも常に複数の選択肢を比較検討して、最も効率的でコストメリットのある方法を選んできました。定期的に各社の料金プランを見直すことは、利益を守る上で不可欠です。

物流コストの上昇は、越境ECを続ける上で避けて通れない課題になってきています。でも、嘆いているだけでは何も変わりません。僕らは常に変化に対応し、新しい戦略を考えていく必要があります。

今回のDHLの値上げをきっかけに、皆さんのビジネスを見直す良い機会と捉えてほしいなと思います。これからも、僕自身が現場で得た知見や、僕らのMonoshareで培ってきたノウハウを、このコラムで共有していきたいと考えています。


FAQ

Q.DHLの送料値上げはいつから適用されますか?
DHLは2024年9月から、送料を一律3%値上げすると発表しています。越境ECセラーや法人にとっては、今後の利益計画に影響を与える重要な変更点です。
Q.なぜDHLは送料を値上げするのですか?
主な理由として、トランプ関税による米国向け通関処理の複雑化と業務量増加、世界的なインフレに伴う燃料・人件費の上昇、そして年末の物流ピークに備えた先行対応が挙げられます。
Q.他の国際配送業者も送料を値上げする可能性はありますか?
はい、FedExやUPS、日本郵便などもDHLと同様のコスト構造を持つため、追随して値上げする可能性が高いと見ています。10月〜11月頃の動きが注目されるでしょう。
Q.3%の値上げは越境ECの利益にどれくらい影響しますか?
単価の低い商品を多く扱うセラーにとっては、3%の値上げでも利益率に直接的な影響を与えます。特に米国宛は関税と送料のダブルパンチで「儲からない」状態に陥るリスクがあります。
Q.越境ECセラーが今すぐできる対策は何ですか?
送料込み表示への切り替え検討、配送方法別の利益率再計算、商品単価・数量アップ、アメリカ市場への依存度低減、そしてSpeedPAKなどeBay公式配送サービスとの比較検討が有効です。
Q.送料込み表示に切り替えるメリットは何ですか?
送料込み表示にすることで、顧客が購入時に追加送料で驚くことを避けられ、購入プロセスがスムーズになります。これは顧客体験の向上とカゴ落ち防止に繋がるメリットがあります。

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