越境EC経営者が語る、本当に欲しい人材の条件:『オーシャンズ11』に学ぶチーム論
JP.Company代表の荒木淳平が、経営者が本当に求める人材像を語る。多様な個性を活かしつつ、同じ目標に向かえるチーム作りの秘訣を、自身の経験と『オーシャンズ11』を例に解説します。
CHAPTERS
- 00:00経営者が本当に欲しい人材とは?
経営者が求める人材像って、実は千差万別だと思うんですよね。それぞれが異なる会社を経営していて、それぞれが異なる経験をしてきているから、「これだ!」っていう共通解はなかなか見つからないんじゃないかな、と。ただ、僕なりの考え方として、どんな人材を求めているのか、今回はその話をさせてもらおうと思います。
経営者が本当に求める人材像とは何か?
僕がベースとして考えているのは、「いろんな人がいてほしい」ということなんです。多様な個性が集まることで、会社全体の可能性が広がると思っているんですよね。ただ、どんなタイプの人でも良いかというと、そこには一つだけ「筋」が通っている必要があります。それは、会社が目指す大きな目的に対して、みんなで一緒に頑張ろうという気持ちです。この「志」が共有できていれば、あとはそれぞれが持つ強みや個性を存分に発揮してほしい、そう考えています。
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経営者タイプはチームに何人必要か?そのリスクとメリット
「経営者は経営者タイプを好むのか?」とよく聞かれるんですけど、正直、全員が経営者タイプだと、それはそれでしんどいだろうな、というのが僕の正直な感想です。なぜかというと、経営者って自分の意見を強く持っている人が多いじゃないですか。僕自身もそうですし、自分のやりたいことを実現したいという思いが強いからこそ、ゴリゴリの経営者タイプ同士だと、どうしても意見がぶつかりやすくなるんですよね。だから、チームに経営者タイプは1人ぐらいで良い、と思っています。それも、自分とは異なるタイプの経営者がいると、相乗効果を生みやすいんじゃないかと。
例えば、僕なんかは直感で「やっちゃえやっちゃえ」と動くタイプなので、冷静沈着にデータ分析をして、完璧に計画を立てて実行する理系的な経営者タイプがいたら、それはすごく良い補完関係になると思うんですよ。自分にない視点や能力を持つ人と組むことで、よりバランスの取れた意思決定ができる。ただ、その「1人」も、会社の乗っ取りを企むようなタイプだったら困りますけどね(笑)。
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なぜ多様な個性を持つチームが理想なのか?『オーシャンズ11』に学ぶ
僕が理想とするチームのイメージは、映画の『オーシャンズ11』みたいな感じなんですよね。あの映画って、登場人物それぞれが突出した個性を持っているじゃないですか。めちゃくちゃ優れているというよりは、それぞれの「得意技」が際立っていて、それらが組み合わさることで、とてつもないことができるチームになる。まさに、ああいう組織を創りたいとずっと思っているんです。
みんなが同じようなタイプ、例えば軍隊のように「ハハーッ!」と一糸乱れぬ行動をするのも悪くはないんですけど、それだけだと新しい発想が生まれにくくなる気がするんですよね。のび太くんみたいなタイプがいても良いし、ちょっとキザなやつがいても良い。泥臭くコツコツ真面目に作業を進めるタイプも、チームには不可欠だと感じています。一つのタイプで成功体験を積むと、つい同じタイプの人を求めたくなるものですが、それでは「オーシャンズ11」のような多様性は生まれません。だからこそ、常に異なる個性を持つ、良い人材を探し続けているんです。
JP.Companyが重視する「性格」と「志」の共通点
多様な個性を求める一方で、チームとして絶対にブレたくないのが、先ほども言った「志」の部分です。目指すべきゴールが違ってしまうと、それぞれがどんなに頑張っても、会社全体としては違う方向へ進んでしまう。これだけは避けたいと考えています。もちろん、世の中には自分のことばかり考える人も多いですし、最終的には「自分のために」というモチベーションも大切だと思います。でも、チームとして一つの方向に向かって一生懸命頑張り、その結果が自分に跳ね返ってくるのが、一番ハッピーな形だと僕は信じています。
また、会社への「思いやり」も非常に重要視しています。人に対してはもちろんですが、会社という組織に対しても「良くしたい」という思いを持っていてほしい。たとえ僕の意見と異なる主張をしてきても、それが筋の通ったものであれば、僕は「なるほど、確かに」と納得できます。しかし、何の理由もなくただ方向性が違う、というのであれば、一緒に仕事をするのは難しいと感じてしまいますね。だからこそ、目的を共有できるか、そして思いやりを持ってチームに貢献できるか、という性格面は採用の際にかなり深く見ています。
理想のチームに必要な「ムードメーカー」と「分析型」のバランス
今後、うちの会社にどんな人が加わったら面白いかな、と考えると、現状少ないのが、いわゆる「出来杉くん」みたいなタイプかもしれませんね。何でもソツなくこなせて、知識が豊富で、でも嫌味がない、みたいな。あとは、フットワークが軽くて、犬のように走り回ってくれるような行動力のあるタイプも、各部署にいたら面白いだろうなと思います。
そして、個人的には「ムードメーカー」タイプも非常に好きなんですよ。僕自身、高校野球をやっていた頃は、決して上手な選手ではなかったんですけど、ムードメーカーとしてチームを盛り上げる役割を担っていたんです。そういう、周りを明るくする人が一人いるだけで、職場の雰囲気はガラッと変わります。ただ、ムードメーカーが多すぎると、今度は前に進まなくなってしまうので、真面目なタイプや分析型のタイプとバランス良く配置することが大切ですね。チームの人数が増えれば増えるほど、その組み合わせの妙が重要になってくるんです。
多様な個性を活かす組織文化の作り方
結局のところ、求める人材は「その時々で変わる」というのが実情です。今、チームに足りないピースが何なのか、という視点で考えることが多いですね。うちのバイヤーたちも本当に個性的で、お母さんタイプや癒し系の人もいれば、アイデアマンもいる。そういった多様な個性が、会社に彩りを与えてくれていると感じます。
ただし、どんなに個性的で優秀な人でも、「会社のカラー」に馴染めるかどうかは非常に大切です。うちの会社が持つ「思いやり」や「一体感」といった文化にフィットできるか。極端な例ですが、パステルカラーで統一されたキャンバスに、いきなり「EXILE」のような真っ黒な色をドーンと入れてしまうと、全体の色が濁ってしまうじゃないですか。もちろん、新しいカラーを入れることも大切ですが、それは少しずつ、全体の色を濁さないように溶け込ませていくイメージです。オタクでもヤンチャ系でも構いません。ただ、性格が丸く、みんなに思いやりがあり、同じ方向を向ける人。そして、能力的にはまだ足りなくても、努力できる人がいると、僕も一緒に頑張ろうという気持ちになれる。そういう人が、本当に良い人材だと僕は思いますね。
FAQ
Q.経営者が求める人材の共通点は何ですか?
Q.チームに経営者タイプは何人必要ですか?
Q.「オーシャンズ11」のようなチームとは?
Q.チームの「志」を共有する重要性とは?
Q.どのような性格の人材を重視しますか?
Q.採用で重視する「会社のカラー」とは?
Q.荒木社長が求める具体的な人材タイプは?
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