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2026.09.22越境EC物流コストDHL

越境ECセラー必見!DHL送料値上げの背景と今すぐ取るべき5つの対策

DHLが送料を値上げ。越境ECセラーが直面する物流コスト上昇の背景を解説し、利益を守るための具体的な5つの対策をJP.Company代表の荒木淳平が語ります。

CHAPTERS

  • 00:00オープニングトーク
  • 00:30問題提起
  • 01:00値上げの背景と理由
  • 03:15今回の値上げ、どれくらい影響するのか?
  • 04:30他の配送会社も“追随”の可能性大
  • 05:45越境ECセラーが今やるべき対策
  • 08:00エンディング

DHLが9月から送料を一律3%値上げすると発表しました。越境ECセラー、特に法人でビジネスを展開している方にとっては、この物流コストの上昇は利益に直結する大きな問題だと思います。僕自身も現場で日々実感していることなんですが、正直、この流れは今後も続くと見ています。今回は、なぜ今、物流コストが上がっているのかという背景から、僕たちが今すぐできる具体的な対策まで、実際の肌感覚を交えながらお話ししていきたいと思います。

なぜ今、越境ECの物流コストが上がっているのか?

今回のDHLの値上げには、いくつかの複合的な要因が絡んでいると考えています。まず一つは、トランプ政権時代に導入された関税政策の影響が未だに続いていることですね。特に米国向けの通関処理が以前よりも格段に複雑化していて、税金表示や申告作業が増えたことで、DHL側の人件費や業務量が大きく増加しているんですよ。

二つ目の要因は、世界的なインフレと人件費の上昇です。これは皆さんもご存知の通りだと思いますが、燃料費や航空貨物に関わる人件費が上がり続けています。特に航空貨物分野では、コロナ禍以降、人員の確保自体が難しくなっていて、採用コストも高騰しているのが実情なんですよね。うちでも通関処理に関する問い合わせが増えていて、現場の負荷は確実に上がっているのを肌で感じています。

そして三つ目は、年末の物流ピークに向けた先行対応という側面もあります。例年、11月から12月にかけては、ブラックフライデーやサイバーマンデーといったeコマースの需要が爆発的に高まる時期ですよね。この時期に荷物が集中するのに備えて、一気に値上げするよりも、段階的に価格調整を進める方が、市場へのインパクトが少ないと判断しているんじゃないかと思っています。

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3%の値上げが越境ECセラーに与える具体的な影響

「たった3%の値上げでしょ?」と思う方もいるかもしれません。でも、越境ECで商品を販売しているセラーにとっては、この3%は決して無視できない数字なんですよ。例えば、送料が30ドルの場合、3%増えると30.90ドルになりますよね。一見するとわずかな差に見えますが、これが月間数百件、数千件の出荷となると、年間では数十万円、数百万円単位のコスト増になってしまいます。

特に単価の低い商品を扱っているセラーさんほど、この影響は顕著に出てきます。これまでギリギリの利益率でビジネスをしていた場合、今回の値上げで一気に赤字転落寸前というケースも実際に見られます。さらに、アメリカ宛の場合は、関税と送料の「ダブルパンチ」になるわけですから、本当に厳しい状況だと感じているんですよ。これはもう「売れない」というより、「儲からない」状態になってしまうことを意味します。

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他の配送会社も値上げに追随する可能性は高いか?

今回のDHLの値上げを受けて、「他の配送業者はどうなんだろう?」と心配される方も多いと思います。僕の考えとしては、FedEx(フェデックス)やUPS(ユーピーエス)、そして日本郵便(国際郵便)なども、同様に値上げに追随する可能性は非常に高いと見ています。これらの配送業者も、DHLと同じようなコスト構造を抱えているからです。

特にアメリカ向けの関税処理の増加は、特定の配送業者に限らず、国際貨物を扱う全ての会社にとって共通の負担要因なんですよね。実際に、僕が情報収集している限りでは、早ければ10月から11月にかけて、他の配送業者も値上げを検討しているという声も聞こえてきています。これはもう、越境EC業界全体で避けられない流れだと認識しておくべきだと思いますね。

越境ECセラーが今すぐ実践すべき5つの対策

このような状況の中で、僕たち越境ECセラーが手をこまねいているわけにはいきません。今すぐ取り組むべき対策を5つご紹介します。

  1. 送料込み表示への切り替えを検討する 商品価格に送料を含める「送料込み表示」に切り替えることで、顧客体験を損なわずに値上げ分を価格転嫁できないか検討してみましょう。購入者からすると、後から送料が加算されるよりも、最初から総額が提示されている方が安心感があるというメリットもあります。
  2. 配送方法別の利益率を再計算する これまで使っていた配送方法が本当に最適なのか、改めて利益率を詳細に計算し直してください。今回の値上げで、これまで利益が出ていた配送方法が赤字になる可能性もあります。複数の配送オプションを用意している場合は、それぞれのメリット・デメリットを比較し、最も効率的な方法を見極める必要がありますね。
  3. 商品単価・数量を上げて利益率をカバーする 低単価商品での薄利多売が難しくなる中で、高単価商品へのシフトや、関連商品をまとめて販売する「セット販売」などで、一回あたりの取引単価を上げる工夫も重要です。これにより、相対的に送料の負担割合を下げることができます。
  4. アメリカ市場への依存度を下げる これまでアメリカ市場に集中していたセラーさんは、この機会にヨーロッパやアジアなど、他の市場開拓を真剣に検討するべきだと思います。正直、アメリカ一辺倒はリスクが高すぎると感じているんですよ。市場を分散することで、特定国の政策変更や物流コスト変動のリスクを軽減できます。
  5. SpeedPAK(スピードパック)などeBay公式配送との比較検討 eBay(イーベイ)で販売しているセラーであれば、eBayが提供する公式配送サービス「SpeedPAK」など、他の配送オプションとの比較検討も有効です。まだ使っていない方も多いんですけど、意外と選択肢になるケースもあるので、一度検討してみる価値はあると思いますね。

まとめ

越境ECにおける物流コストの上昇は、今後も続く可能性が高い、避けて通れない課題です。しかし、現状を正確に把握し、早めに具体的な対策を打つことで、利益を守り、ビジネスを継続させることは十分に可能です。常に市場の変化に対応し、柔軟な戦略を持つことが、これからの越境ECを成功させる鍵になると僕は考えています。


FAQ

Q.DHLの送料値上げはいつから適用されますか?
DHLは2023年9月から、一律3%の送料値上げを実施しています。これは国際配送を利用する越境ECセラーや法人にとって大きな影響を与える変更です。
Q.なぜDHLは送料を値上げしたのですか?
主な理由として、米国向け通関処理の複雑化による業務量増加と人件費上昇、世界的なインフレによる燃料費・人件費の高騰、そして年末の物流ピークに備えた先行対応が挙げられます。
Q.3%の値上げはどれくらい利益に影響しますか?
例えば送料が30ドルの場合、3%増で30.90ドルになります。単価の低い商品を大量に扱うセラーにとっては、年間数十万円〜数百万円規模で利益を圧迫する可能性があり、特に米国向けは関税と合わせて大きな負担となります。
Q.他の配送業者も送料を値上げする可能性はありますか?
はい、FedEx、UPS、日本郵便などの他の主要な配送業者も、同様のコスト構造を抱えているため、値上げに追随する可能性は高いと見ています。早ければ10月〜11月にも動きがあるかもしれません。
Q.越境ECセラーが今すぐできる対策は何ですか?
送料込み表示への切り替え検討、配送方法別の利益率再計算、商品単価・数量を上げて利益率をカバーする、アメリカ市場への依存度を下げる、SpeedPAKなどeBay公式配送の比較検討、といった対策が有効です。
Q.アメリカ市場への依存度を下げるべき理由は何ですか?
米国市場は関税や物流コストの変動リスクが高く、特定の国に依存しすぎるとビジネスが不安定になる可能性があります。市場を分散することで、リスクを軽減し、安定した運営を目指せます。

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