eBayセラー必見!SpeedPAK連携で越境ECの未来はどう変わる?
越境ECを牽引するJP.Company代表の荒木淳平が、SpeedPAKとラクーンの連携の真意を解説。多機能EC一元管理ツールの活用法から、新品・中古品販売における最適な戦略まで、実体験を交えて深掘りします。
CHAPTERS
- 00:00オープニング
- 00:23SpeedPAKとラクーンの連携について
- 01:03発表内容の詳細
- 02:18ラクーンの機能とeBay対応
- 04:30新品と中古品でのツールの活用法の違い
- 05:30中古品での在庫連携の難しさ
- 08:15高値で売りたい中古品での活用法
- 09:10荒木社長のEC一元管理ツール利用経験
- 10:00ツールの物足りなさ・課題
- 11:20まとめ
この度、eBayの公式配送サービス「SpeedPAK (スピードパック)」が、ECサイト一元管理システム「ラクーン」と初のAPI連携を始めました。越境ECにおける配送の重要性が高まる中で、これは日本セラーにとって大きなニュースだと感じています。これまで別々で管理していた出品と配送が、ラクーン上で一元的に扱えるようになるわけですからね。
SpeedPAKとラクーンの連携で何が変わるのか?
今回の連携で、まず変わるのは配送業務の効率化です。これまでは、ラクーンでeBayの出品や注文管理をしていても、実際に商品が売れた後、SpeedPAKの専用ページに入って配送手続きをする必要がありました。つまり、ラクーンからSpeedPAKへの情報の手動入力や、配送状況の更新作業が発生していたんです。
しかし、API連携によって、ラクーンのシステム内で直接SpeedPAKの配送手配ができるようになりました。出荷作業がラクーン内で完結し、配送ステータスも自動で更新される。これは、既存のラクーンユーザーでeBayも利用している方にとっては、かなりの業務負担軽減になるはずです。わざわざSpeedPAKのページを行き来する手間がなくなるのは、素直に良いことだと思います。
EC・オンライン物販
越境ECセラーが多機能EC一元管理ツールを使うべきか?
今回のニュースをきっかけに、「じゃあ、うちもこういう一元管理ツールを使ってみようかな」と考える方もいるかもしれません。ただ、僕の経験から言うと、こういうツールを使うかどうかは、売る商材によって大きく変わってくるんですよ。特に、新品を扱っているのか、それとも中古品を扱っているのかで、話は全く違ってきます。
経営・チーム
新品・中古品で変わるツールの活用法
新品と中古品では、根本的に商品の特性が違いますよね。新品は同じ商品が複数個あるのが一般的ですが、中古品は基本的に「一点物」です。この違いが、在庫連携を含む一元管理ツールの使い勝手を大きく左右します。
中古品販売で一元管理ツールを使うことの難しさ
例えば、中古品を複数のモール(eBay、ヤフオク、メルカリShopsなど)で在庫連携したとします。ここで問題になるのが「価格設定」なんです。eBayでは10,000円で売れる商品が、国内モールでは7,000円が相場、なんてことはザラにあります。一点物なのに、どの価格で出すのか?
もし全モールで同じ価格にすると、eBayで高く売れるチャンスを逃したり、逆に国内モールでは高すぎて売れなかったりします。かといって、モールごとに価格を変えようとすると、それは結局、人間の頭で考えて設定することになるわけです。リサーチが命であるeBayでは特に、その手間を省くのは難しい。中古品をたくさん売ろうとすればするほど、この手動での価格調整やリサーチにかかる運用コストは高くついてしまうんですよね。
僕自身、これまで多くのケースを見てきましたが、結局、時間が経つと「売れるサイト」と「売れないサイト」がはっきりしてくることが多いんです。そうなると、売れないサイトにまで在庫連携をしておく意味があるのか?という疑問に直面します。結果として、連携を外す判断をするケースも少なくありません。だから、中古品を扱うセラーにとって、多モール一元管理が常にベストな選択肢とは限らない、というのが正直なところです。
一点物でも多モール連携が有効なケース
一方で、中古品でも多モール連携が有効なケースもあります。例えば、非常に珍しい物やレアな物、つまり「高値で売りたいけど、すぐに売れなくてもいい」という商材の場合です。この場合は、複数のモールに高く出品しておくことで、購入してくれる人が見つかる可能性が高まります。いわば、「下手な鉄砲数打ち当たる」戦略ですね。
キャッシュフローを重視するよりも、一点物の価値を最大限に引き出して高く売り切りたい、というビジネススタイルであれば、多モールに露出しておくことは理にかなっています。ただ、この場合でも、国内と海外で価格のバラつきが大きい商品だと、やはり個別の価格調整は必要になってきますけどね。
僕がEC一元管理ツールに感じた「物足りなさ」
実は僕自身も、過去に3つほど、国内ECサイトを含む多モール連携ツールを試した経験があります。楽天市場やYahoo!ショッピング、そしてeBayも使えるタイプですね。ただ、結論から言うと、どれも「使いづらい」と感じて、結局長くは使いませんでした。
一番の理由は、自社のビジネスに特化していないという点です。多くのSaaS (Software as a Service) は、誰が使ってもある程度使えるように、汎用的な機能を目指します。でも、その結果として「尖った機能」がなくなってしまうんです。僕たちのビジネスは越境ECがメインで、特にeBayは国内モールとは商習慣も価格帯も大きく異なります。国内ECをベースに「ついでにeBayも」という設計になっているツールが多いので、どうしてもeBayの特性に合わせた使い方がしにくいんです。
また、機能が多すぎてかえって使いにくいということもありました。例えば、在庫連携はできても、その先の経理連携や棚卸しまでシームレスに繋がらないなど、物足りなさを感じることも多かったです。従業員に使い方を教えるにも、機能が複雑すぎて教育コストがかかる。結局、「だったら自分で作った方が早い」という結論に至り、自社でシステムを構築した経緯があります。
今回のSpeedPAKとラクーンの連携は、ラクーンを既に使っているeBayセラーにとっては朗報です。しかし、この機能を使いたいがためにラクーンを契約するというのは、ちょっと立ち止まって考えるべきかもしれません。SpeedPAKのウェブアプリ自体は使いにくいわけではありませんし、ほとんどeBayだけで完結しているセラーであれば、あえて多機能な在庫連携ツールは不要な場合も多いでしょう。結局のところ、自分のビジネスモデルや商材、そして求める効率化のレベルに合わせて、最適なツールを見極めることが一番大切だと思いますね。
FAQ
Q.SpeedPAKとラクーンの連携で何が変わりますか?
Q.EC一元管理ツールはどんなセラーにおすすめですか?
Q.中古品販売でEC一元管理ツールを使うのは難しいですか?
Q.なぜ荒木社長は過去に一元管理ツールを使いこなせなかったのですか?
Q.SpeedPAK連携のためにラクーンを契約すべきですか?
Q.今後、SpeedPAKの外部ツール連携は増えますか?
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