「売れた後」こそが勝負。eBayでリピーターを生むプロの流儀と顧客体験の設計
eBayで商品が売れた後、多くの人は「終わり」と考えがちですが、実はここからが勝負です。顧客にストレスを与えず、リピーターを生むためのプロの流儀を、自身の経験を交えて解説します。
CHAPTERS
- 00:00売れたら終わり?eBayビジネスの落とし穴
- 00:30「売れた=終わり」は初心者の考え方
- 02:00プロが実践する「売れた後」のルーティン
- 04:30リピーターを生む具体的な工夫
- 07:00避けるべきNG対応と理想の顧客体験
- 09:00まとめ:ストレスを与えないケアの重要性
eBayで商品を販売していると、多くの人が「商品が売れて、発送したらもう終わり」って思ってしまうんじゃないかと思うんですよね。
でも、実はそこからが本当の勝負なんですよ。特に越境ECの世界では、「売れた後」の対応が、その後のビジネスを大きく左右すると僕は考えています。うちがMonoshareとして事業を拡大してきた中で、この「顧客体験(Customer Experience)」の重要性は、年々増していると感じていますね。
「売れたら終わり」はなぜ初心者の考え方なのか?
これはもう結論から言ってしまうと、eBayが単なる「モノの売買」の場ではなく、「顧客体験」を重視するプラットフォームだから、という点に尽きると思います。
僕がeBayを始めたばかりの頃は、まだ「手厚いケア」というか、メールで逐一丁寧に連絡を入れるのが当たり前、みたいな風潮があったんですよ。例えば、発送が少し遅れるだけでも、何通も謝罪メールを送ったりとかね。
でも、ここ数年で感じるのは、その「丁寧さ」の質が変わってきているということ。今は、過剰な連絡よりも「バイヤーにストレスを感じさせない体験」が求められているんじゃないかと思っています。相手に余計な気を遣わせない、それが今の勝ち筋なんですよね。実際にうちのデータを見ていても、連絡頻度が高いからといって、必ずしも評価が高くなるわけではない。むしろ、必要な情報を的確に、タイミング良く提供する方が、満足度に繋がっているケースが多いんですよ。
EC・オンライン物販
プロセラーが実践する「売れた後」のルーティン
じゃあ具体的に、僕らが「ストレスを感じさせない」ためにどんなことをやっているかというと、いくつかルーティン化していることがあるんです。
まず一つ目は、発送前の最終チェックと一言メッセージですね。商品を梱包する前に、もう一度キズや汚れがないか最終確認します。そして、梱包材と一緒に「Thank you for your purchase!」と手書きのメッセージカードを添えるんですよ。これ、すごくシンプルなんですけど、受け取ったバイヤーさんにとってはちょっとした「プチ感動」に繋がるみたいで、結構喜ばれるんです。
二つ目は、発送通知と追跡番号の迅速な送信です。商品発送後すぐに追跡番号をeBayに登録するのはもちろん、短い英文で「Your item is now on its way. Here's the tracking number: XXXXX」といった通知を送るようにしています。バイヤーは自分の荷物が今どこにあるかを知りたいわけですから、この情報は早ければ早いほど安心感に繋がりますよね。
三つ目は、到着後の軽いフォロー。だいたい商品到着予定日から2週間後くらいを目安に、「ちゃんと届きましたか?」と一言メッセージを送るんです。これはクレームの予防にもなりますし、何か問題があった時にバイヤーが連絡しやすくなる。結果的に、良い印象を残せるんですよね。
そして四つ目が、セラーから先に評価をつけること。僕は「Thank you for a smooth transaction!」みたいな簡単な言葉でも良いので、まずはこちらから評価を付けるようにしています。そうすると、バイヤーさんからのお返しの評価も付きやすくなるんですよ。これも、相手に「評価をつけなきゃ」という負担をかけずに、自然な形で良い取引を終えるための工夫だと考えています。
ここがポイントなんですけど、昔みたいに「がんばって丁寧にやる」というよりも、今は「相手が気を遣わなくて済む」対応が、本当に喜ばれる時代になったと感じますね。
経営・チーム
リピーターを増やすための具体的な工夫とは?
顧客体験を向上させることで、最終的に目指すのはリピーターになってもらうことですよね。僕もこれまで色々な工夫をしてきました。
例えば、僕が昔やっていたのは、同梱チラシやお礼カードです。これも手書きのメッセージカードと似ているんですけど、もし自分が特定のジャンル、例えばヴィンテージウォッチや特定のブランド品を専門に扱っているなら、「他にもこんな商品がありますよ」という簡単なチラシを入れるんです。これは単なる広告ではなく、「あなたの好みに合うかもしれない」という提案のニュアンスでね。プチ感動に加えて、僕らのことを覚えてもらうきっかけになるんですよ。
あと、特にジャンルを絞っているセラーさんなら、**「ファン化」**しやすいんです。定期的に購入してくれるバイヤーさんには、eBayのセラークーポンを活用してみるのもすごく有効だと思います。たとえば「次回の購入で使える10%オフクーポン」とかね。これは「あなたを特別に思っていますよ」というメッセージにもなりますし、リピート購入への強力な動機付けになりますから。
うちで実際にあったケースだと、あるバイヤーさんが、僕が出品している特定のブランドのバッグを毎回買ってくれるようになったんです。その方には、新作が入荷するたびに、eBayのメッセージ機能で「こんな商品が入荷しましたがいかがですか?」と、パーソナルな提案をするようにしました。結果的に、そのバイヤーさんは今でもうちの熱心なファンでいてくれています。こういう繋がりって、本当に嬉しいものですよね。
避けるべき「親切の押し付け」とは?
一方で、「良かれと思ってやっていることが、実はバイヤーにとって迷惑になっている」というケースも少なくないんですよ。特に注意したいのが、何度もメールを送ってしまうことです。
例えば、発送通知、追跡番号の連絡、到着確認、評価依頼…と、それぞれのタイミングで丁寧すぎるメールを送りすぎると、バイヤーは「またメールが来たな」と、だんだん面倒に感じてしまうんです。親切のつもりが、相手にとっては手間になる、ということを理解しておく必要がありますね。
僕自身も、最初は「とにかく丁寧に対応しよう」という意識が強すぎて、メールの頻度が高くなりがちでした。でも、ある時バイヤーから「情報は簡潔にしてほしい」というフィードバックをもらったことがあって、そこから考え方を変えましたね。必要最低限の情報を、最も適切なタイミングで提供する、という方針に切り替えたんです。
じゃあ「何もしない方が良いのか?」って聞かれることもあるんですけど、それは違います。やらないよりは、やった方が絶対に良い。でも、本当の理想は「面倒と思わせないこと」、そして「バイヤーが自然に安心できる取引を設計すること」なんじゃないかと僕は思っています。このバランスを見極めるのが、プロの腕の見せ所ですよね。
今回お話しした「売れた後」の考え方は、eBayに限らず、あらゆるECビジネスで応用できる本質的なことだと僕は思っています。
ポイントは二つ。「やらないよりやる方が良い」ということ、そして「相手にストレスを与えないのが大切」という点ですね。一つ一つの取引を大切にし、バイヤーが心地よく感じる体験を提供することで、結果的にそれが長期的なビジネスの成長に繋がっていく。僕らはこれからも、この顧客体験の追求を続けていきたいと考えています。
FAQ
Q.eBayで商品が売れた後、最も大切なことは何ですか?
Q.昔と今で「丁寧な対応」の質は変わりましたか?
Q.発送前にどのような工夫をしていますか?
Q.追跡番号はどのように伝えると良いですか?
Q.商品到着後のフォローは必要ですか?
Q.リピーターを増やすために有効な方法はありますか?
Q.避けるべき「親切なつもり」の対応とは?
Q.何もしない方が良い場合もありますか?
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