中国輸入は「アリ」か?40代経営者が語る、OEMで成功するための本質とリスク
40代経営者・荒木淳平が中国輸入の真実を語る。OEM活用のメリット、成功する人の特徴、販売戦略、そして潜むリスクを、自身の経験を交えながら解説します。
「中国輸入って、今でも活発なんですか?」
SNSなんかを見てると、中国からの輸入ビジネスに興味を持っている人が結構いるみたいなんですよね。アリババや1688.comといったプラットフォームを使っての輸入は、確かに日本との関係やトランプ政権の関税問題なんかもあったりするんですけど、それでもまだ活発に動いているのは事実です。一時期よりは減っているとは思うんですけどね。
品質についてもよく聞かれるんですけど、これも本当にピンキリなんですよ。もちろん安いものが中心にはなるんですけど、意外と高級路線で勝負している商品も増えてきています。得意なのはやっぱり「安くて大量」っていうのが多いのは変わらないですけどね。
中国輸入は本当に「アリ」なのか?
僕個人の見解としては、物と売り方による、というのが正直なところです。ただ、「アリ」のやり方は間違いなくある、と僕は思っています。
なぜそう思うかというと、僕自身も試しに中国で物を作ってみたことがあるんですよ。その時に感じたのは、「今時ってこんな感じでOEM(Original Equipment Manufacturer:他社ブランド製品の製造)ができるんだ」っていう驚きでした。デザインの自由度がすごく高くて、こちらの注文にかなり忠実に作ってくれるんですよね。それに、思っていたよりも品質が高いものも結構あるんです。値段もそこまで高くない。
以前は「中国製だから品質が悪い」っていうイメージが強かったと思うんですけど、今はもうそんなことはないんですよ。選択の自由度が格段に増している。これが、僕が「アリ」だと考える大きな理由なんです。
経営・チーム
「中国製だから悪い」はもう古い?OEMで変わる品質と自由度
結局、中国輸入で成功するかどうかは「やり方」次第なんですよね。何でもかんでも輸入すればうまくいく、というわけではないです。どんな物を作ってOEM化して、それをいくらでどこに売るか。これが本当に大事になってきます。だから、やり方次第で「アリ」になる、ということなんです。
誰かと同じ物を、同じように作って売ればうまくいく、と考えているなら、それは「ナシ」だと僕は断言します。他の人が既に作っているなら、新しいものを作る意味ってないじゃないですか。なぜその商品を買うのか、というところまで深く突き詰めて考えて、値段設定もきちんと整えて、売り先や売り方を間違えなければ、十分に勝負できるはずです。
ただ、やっぱり「中国製品」という側面はあります。だから、アメリカのような国に売るのは関税の問題もあって厳しいでしょう。でも、日本国内で売る分には全然問題ないと思います。Temu(テム)やSHEIN(シーイン)のように、仕入れ元が直接売っているようなプラットフォームと価格で勝負するのは、はっきり言って無理です。そこで勝負できるとしたら、やっぱり**自分でデザインしたり、オーダーメイドで機能を追加したりといった「工夫」**が必須なんですよ。
Amazonでよく見る、OEMだろうなという同じような商品が色々なブランド名で売られているケースは、正直やめた方がいいです。あれはリスクが高いだけで、在庫リスクも大きい。売れなかったら大変だし、売れたとしても価格の叩き合いになってしまって、人類にとってあまり意味がないんじゃないかと僕は思います。
それよりは、ある程度デザインや自分の個性を出せるようなOEMをやるべきでしょう。そっちの方が面白いし、お客さん目線でどんなものが作れるかを考えられる商品なら、きっとうまくいくはずです。化粧品やアパレル、機械類など、色々なジャンルで可能性はあると思いますね。
EC・オンライン物販
中国輸入に向いているのはどんな人?必要な資金とスキル
中国輸入、特にOEMを活用するビジネスに向いているのは、自分なりのアイデアを持って、戦える人だと思います。ジャンルにもよるんですけど、そういうアイデアを楽しみながら具現化できるタイプですね。
ただ、在庫を持つことになるわけですから、ある程度のロット数が必要になります。最近は小ロットでもできるようにはなったとはいえ、やはり初期投資費用がある程度ないと、最初はやりづらいかもしれません。商品を作ってから売れるまでには時間もかかりますし、先払いが基本ですから、最終的に現金化するまでキャッシュフローが回るだけの資金力は必要不可欠です。もし在庫が残ってしまった時に現金化できないとなると、かなり厳しい状況になるでしょう。ある程度の蓄えを持っている人じゃないと、このビジネスは難しいと思います。
僕自身もどちらかというと在庫を持ちたくないタイプなので、正直に言うと、自分では積極的にはやりたくないジャンルなんです。でも、だからといって否定的なわけではありません。やり方次第で全然儲けられそうだな、という商品はたくさんあります。
在庫を抱えることに抵抗がある人や、転売ビジネスのように「売れているものを仕入れて売る」方が好きだという人は、中国輸入のOEMは向かないかもしれません。OEMは、名前が売れていない商品を仕入れて売るわけですから、**「売るのが得意な人」**が圧倒的に向いているんです。マーケティングが上手で、良い広告を打てたり、魅力的なウェブサイトを作れたりする人なら、OEMで仕入れた商品をうまく販売できるでしょう。とにかく売ることが楽しいと思える人、サイトを改善したり、どんどん販売チャネルを広げたりできる人が、このビジネスでは成功しやすいと思います。
OEM商品をどこで売るべきか?最適な販売チャネル選び
輸入した商品をどこで売るべきか、というのも、商品の種類によって変わってきます。
例えば、機械系のOEM商品を作ったなら、日本のAmazon FBA(Fulfillment by Amazon:Amazonによる発送代行サービス)を利用するのが良いでしょう。ただ、Amazon内での宣伝は難しい側面もあるかもしれません。
アパレルやバッグなどのファッション系OEM商品であれば、BASEやSTORESのような自社ECサイトで販売するのがおすすめです。特に「青いワイシャツ専門店」のように、何かとんがったコンセプトで勝負するなら、自社サイトが最も効果的だと思いますね。
楽天市場やYahoo!ショッピングのようなモールに出店するのも選択肢の一つですが、初期費用がかかるのがネックです。楽天市場だと半年縛りがあったりして、契約金で50万円くらいかかることも珍しくありません。最初にそこまで投資できない、という場合は、BASEやSTORESで始めて、SNSで集客・宣伝していくのが現実的でしょう。
TikTokショップも選択肢にはなりますが、ライブコマースのような形式だと、認知されていない商品を売るのは結構難しいというのが僕の印象です。既に認知されている商品を売る方が、TikTokショップでは成果が出やすい傾向にあります。だから、OEM商品でTikTokショップを成功させるには、SNSでその商品の良さをどう認知させるか、という勝負になってきますね。広告をかけるという手もありますが、副業レベルでやるとあっという間に100万円くらいの広告費が尽きてしまうこともありますから、かなり覚悟が必要です。
結局、中国輸入のOEMは手間暇がかかるビジネスです。FBAの利用も、自分の製品だと少しハードルが高いと感じることもあるでしょう。だからこそ、楽しんで取り組めるかどうかが重要になってきます。一発当たれば利益率はかなり高いですし、ロマンはありますよね。リスクも伴いますが、商売として面白そうだと感じる人は、一度深く調べて試してみる価値はあるんじゃないかと思います。
FAQ
Q.中国輸入は今でも儲かるビジネスですか?
Q.中国製品の品質は向上していますか?
Q.中国輸入で成功するための鍵は何ですか?
Q.中国輸入ビジネスに向いているのはどんな人ですか?
Q.中国輸入した商品はどこで売るのがおすすめですか?
Q.TikTokショップで中国輸入商品を販売するのは有効ですか?
Q.中国輸入ビジネスのリスクは何ですか?
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