【経営者目線】eBaymagは本当に役立つのか?越境ECのリアルと課題
越境ECで注目されるeBaymag。JP.Company代表の荒木淳平が、その実態と課題を本音で語ります。安定性、活用法、そして未来への期待を深掘り。
CHAPTERS
- 00:00eBaymagは「そんなに甘くはない」?
- 00:30eBaymagの現状と本音
- 01:00我が社が直面するeBaymagの安定性問題
- 02:30不具合の中でも意外な成果
- 03:00eBaymagをマーケティング・リサーチツールとして活用
- 04:30越境ECで必須の各国ルールと注意点
- 05:30eBaymagへの期待:安定性、対象国の拡大
- 06:30オークション・ライブコマース連携とデフォルト化への展望
越境ECの領域で、世界中のバイヤーにリーチできる可能性を秘めるeBaymag。多くのセラーが注目しているツールだと思うんですけど、僕らが実際に使ってみて感じるのは、その実態は「そんなに甘くはない」という側面も正直ある、ということなんですよね。
今回は、僕が代表を務めるJP.Company(Monoshare)でeBaymagを運用してきたリアルな経験をもとに、現状の課題、そして今後の期待について、包み隠さずお話ししていこうと思います。
eBaymagは「そんなに甘くはない」のか?正直な実態
結論から言うと、eBaymagは「売れる物もあるし、売れない物もある」というのが僕の正直な感想です。全ての出品が世界中で飛ぶように売れる、なんてことは現実的じゃないんですよね。
うちの会社でも、eBaymagを使ってアメリカ以外の国に商品を展開しているんですけど、期待していたほどの成果が出ているかというと、正直「思ってたよりか感」はあります。もちろん、売上が全くないわけではないんですよ。ただ、当初抱いていた期待値と、実際に運用してみた現状には、ちょっとギャップがあるなと感じています。
EC・オンライン物販
eBaymagの最大の課題は「安定性」にある
僕が一番強く感じているのは、eBaymagの「安定性」に関する課題ですね。そもそも論として、うちの会社では、定額出品している商品全てにeBaymagを設定しようとしているのに、なかなか反映されないことが多いんです。
具体的に言うと、設定できているのが全体の3分の1程度で、残りの3分の2は、なぜか設定が反映されないままなんです。サーバーの不具合なのか、僕らの手際が悪いわけではないと思うんですけど、理由は定かじゃない。これは、商品が売れる売れない以前の、出品できるできないという段階での問題ですよね。
国によって設定できたりできなかったり、商品によってランダムだったりすることもあります。翻訳機能の良し悪しとか、そういう機能的な問題の前の段階で、システムが安定して機能していないのが現状なんですよ。だからこそ、「もしちゃんと上手く機能したら、もっと売れるはずなのに」と歯がゆく思うこともありますね。
ただし、eBaymagは商品が売れた時に手数料が発生する仕組みなので、月額費用がかからない点はまだ救いだと思っています。もしこれで毎月固定費用がかかっていたら、セラーとしてはたまったもんじゃないですからね。
ライブコマースの配信
eBaymagを「マーケティング・リサーチツール」として活用する
では、現状のeBaymagをどう活用すればいいのか?僕は「マーケティング・リサーチツール」として使うのが良いんじゃないかと思っています。
実際にやってみないと、どの国でどんな商品が売れるかなんて、正直分かりませんよね。だから、まずはeBaymagで出品してみて、どの国のバイヤーに需要があるのか、そのデータを積極的に取りにいくのが有効です。
例えば、eBaymagで出品した結果、ドイツで特定のジャンルの商品が異常に売れる、みたいなケースがあったとします。もしそうであれば、もうeBayドイツ(eBay.de)に別アカウントを作って、ドイツ語で本格的に出品すればいいんですよ。翻訳機能を通すよりも、現地の言葉で直接出品した方が、商品の魅力が確実に伝わりますし、その国の商習慣に合わせたきめ細やかな対応も可能になります。eBaymagはその「きっかけ」を作ってくれるツール、という見方ができるわけです。
越境ECで知っておくべき各国ルールと注意点
eBaymagを使うにしても、あるいは特定の国に特化して出品するにしても、絶対に忘れてはいけないのが「各国のルール」です。特にヨーロッパ圏内では、アメリカとは異なる商習慣や法規制が存在することが多いんですよ。
例えば、IOSS(Import One-Stop Shop)というEU圏内での消費税制度や、ドイツであれば梱包法といった独自の規制があります。これらを理解し、必要な登録をしておかないと、いざ商品が売れても発送できない、なんてことになりかねません。これはセラーにとって大きなリスクです。
僕らも日々、各国の税制や規制の変更にはアンテナを張っています。アメリカ以外の国で越境ECを展開するなら、事前にそうした情報をしっかり調べておくことが、トラブルを避ける上で非常に重要だと考えていますね。
eBaymagに荒木が期待する未来とは?
現状の課題を踏まえつつも、僕はeBaymagの可能性には大いに期待しています。まず一番に改善してほしいのは、やっぱり「安定性」です。これが確保されないと、どんなに良い機能があっても、セラーとしては安心して使い続けることができません。
あとは、対象国の拡大ですね。今、eBaymagで対応しているのは6カ国くらいだと思うんですけど、もっと多くの国で使えるようになってほしい。かつて日本にもeBay Japanやセカイモンという形で展開されていましたが、今はなくなってしまった。ぜひ日本市場にも再参入して、僕らセラーの選択肢を増やしてほしいと願っています。
さらに言えば、オークション形式での出品や、ライブコマース(ライブショッピング)との連携も期待したいところです。今は定額出品のみですが、オークション形式はeBayの大きな魅力の一つですからね。ライブコマースも、今はアメリカ中心ですが、世界中のバイヤーが参加できるようになれば、セラーにとって強力な販売チャネルになるはずです。
最終的には、eBaymagのような機能が「特別なもの」ではなく、eBayで出品する際の「当たり前」になってほしい。デフォルトで世界中に向けた出品が可能で、必要なら特定の国を除外する、というような形が理想じゃないかと思っています。eBayは「世界中で売れる」のが最大の強みですから。その強みを最大限に活かせるよう、プラットフォーム側もセラー側も、もっと使いやすく、もっと効果的な仕組みを追求していくべきだと僕は考えています。
FAQ
Q.eBaymagは本当に売れますか?
Q.eBaymagの利用に月額費用はかかりますか?
Q.eBaymagの最大の課題は何ですか?
Q.eBaymagで売れる国が見つかったらどうすればいいですか?
Q.越境ECで注意すべき点はありますか?
Q.eBaymagの今後の改善点として期待することは何ですか?
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