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2026.01.28越境ECeBayDDP

越境ECセラーに警告?eBay DDP必須化の深層とセラーが負う不合理な負担

eBayのDDP必須化が越境ECセラーに与える影響を荒木淳平が解説。DDUとの違い、不透明な手数料、セラー離れの実態、そして今後の展望を語ります。

CHAPTERS

  • 00:00DDU発送はポリシー違反?
  • 00:36DDUとDDPのおさらい
  • 01:21DDP化の最大の問題点
  • 02:18DDP化の費用と通関の厳格化
  • 02:59eBayがDDP化した理由
  • 03:52DDP化によるセラー離れと課題
  • 04:47DDUに戻る可能性はあるか
  • 05:43DDP必須化は日本だけの問題ではない

最近、eBayセラーの間で「DDU発送がポリシー違反とみなされ、eBayから警告を受けた」という話を聞くようになりました。真偽は定かではないですが、僕自身も、このDDP(Delivered Duty Paid)必須化が越境ECセラーにとってどれほどの負担になっているか、日々痛感しているんですよね。

正直なところ、DDP化によって僕たちセラーにメリットはほとんどないと感じています。セラーが不合理な負担を強いられている現状について、今回は改めてDDUとDDPの違いから、その問題点、そして今後の展望まで、僕の経験を交えてお話ししたいと思います。

DDUとDDP、越境ECにおける関税支払いの基本とは?

まず、DDUとDDPの基本的な定義からおさらいしましょう。簡単に言うと、DDU(Delivered Duty Unpaid)は、海外のお客さん、つまりバイヤーが関税を支払う方式です。一方、DDP(Delivered Duty Paid)は、僕たちセラー、つまり販売側が関税を負担する方式なんですよ。

本来、国際的な商取引のルールでは、関税は商品の受け取り側が支払うのが基本とされています。これは世界的な共通認識なんですよね。しかし、eBayのルールでは、セラー側が半強制的にDDPでの発送を求められるようになっています。ここがまず、大きなポイントなんです。

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なぜeBayはDDP必須化に踏み切ったのか?セラーが直面する具体的な課題

eBayがDDP必須化に踏み切った背景には、アメリカのバイヤーからのクレームを減らしたいという意図があるんだと思います。バイヤーエクスペリエンス(購入体験)の向上という名目ですが、実際にはクレームが減ることで人件費を削減したい、そして手数料増収も狙っているんじゃないか、というのが僕の見立てです。

ただ、このDDP必須化が僕たちセラーに与える影響は非常に大きいんですよ。DDPの一番の問題は、僕たちセラーが「業者」という立場になることで、荷主が弱くなることだと思っています。一般の消費者からは取りにくい手数料も、業者相手だと「発送停止しますよ」というリスクをちらつかせて、いくらでも請求できてしまう。これが実態としてあるんですね。

うちの会社でも、本当に何に使われているのか分からないような手数料が取られたり、さらに恐ろしいのは、リバリュエーション(再評価)で関税がもっと高いと判断された場合、勝手に青天井で請求されてしまうケースもあるんです。これはもう、僕らにとって負債でしかないですよね。実際に請求されても、精査できるわけじゃないから、言ったもん勝ちみたいなところもあるのがひどいなと感じます。

DDUの頃と比べて、DDPにかかる費用は関税分だけでは済まないんですよ。僕の感覚的な話になってしまうんですが、DDPにすることによって通関が厳しくなったようにも感じますし、それによって余計な手間やコストがかかっている。それに加えて、eBayの手数料まで増えているんですから、これではセラーにメリットはほとんどないと言えるでしょう。

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DDP必須化がもたらす越境EC市場の変革とセラーの生存戦略

正直、DDP化になってから、うちの会社でも売り上げは厳しくなっています。たぶん、多くのeBayセラーが同じような状況じゃないかと思うんですよね。メリットがないのに負担だけが増えるとなると、セラー離れが進むのは当然の流れです。現状、eBayをやっている人にとっては、メリットなんてないんじゃないかとすら思います。

現状、僕たちセラーに残された選択肢は、我慢してDDPでアメリカに売り続けるか、それともeBay以外のプラットフォームや他の国に活路を見出すか、ということになってきます。特に、アメリカ向けの越境ECでeBayに代わるプラットフォームは、残念ながらまだ多くはありません。eBaymagも一時的にサーバーがパンクして、全く動かなくなってしまうトラブルが多かったりして、選択肢が少ないことが、この問題の根深さを示していると思います。

DDUに戻る可能性はゼロではないと見ています。現状では難しいと思っていましたが、ここまでセラーが厳しくなっている状況を考えると、eBayも動かざるを得なくなるかもしれません。特に、今年の1月から3月までのeBayの四半期決算で、セラー離れや売上減少が顕著であれば、4月から6月の期に検討し、7月から9月で何らかの変更がある可能性はゼロじゃないと考えています。この問題は日本だけでなく、多くのアジア系セラーが直面している共通の課題ですから、アジアの力を合わせて「やめてくれ」と伝えていくのが良いんじゃないかと僕は思っています。

DDP問題は、僕たち越境ECセラーにとって非常に重要なテーマです。これからもこの問題については、状況を注視し、皆さんと一緒に情報を共有しながら、より良い解決策を探していきたいと思っています。

FAQ

FAQ

Q.DDUとDDPの基本的な違いは何ですか?
DDU(Delivered Duty Unpaid)はバイヤーが関税を支払い、DDP(Delivered Duty Paid)はセラーが関税を支払う方式です。国際的な商取引ではDDUが一般的ですが、eBayはDDPを半強制的に求めています。
Q.eBayがDDP必須化に踏み切った主な理由は何ですか?
eBayは、アメリカのバイヤーからのクレームを減らし、購入体験(バイヤーエクスペリエンス)を向上させることを名目としています。しかし、人件費削減や手数料増収も背景にあると考えられます。
Q.DDP発送でセラーが直面する具体的な課題は何ですか?
不透明な手数料請求、リバリュエーション(再評価)時の青天井な関税請求、通関の厳格化、そしてeBay手数料の増加など、セラーにとって不合理な負担が多い点が課題です。
Q.DDP化によって関税以外の費用も増えるのでしょうか?
はい、DDP化によって関税分だけでなく、何に使われているか分からない不明瞭な手数料や、通関の厳格化による手間、さらにeBay手数料自体も増える傾向にあります。
Q.eBaymagの現状はどうなっていますか?
DDP化以降、eBaymagはサーバーのトラブルが多く、一時的に全く動かなくなることもありました。多くのセラーが利用を控えるなど、現状では安定性に課題がある状況です。
Q.eBayがDDU発送に戻る可能性はありますか?
可能性はゼロではないと見ています。特に、今年の1月から3月までのeBayの四半期決算でセラー離れや売上減少が顕著であれば、eBayもDDU回帰を検討せざるを得なくなるかもしれません。
Q.DDP必須化は日本だけの問題ですか?
いいえ、DDP必須化は日本だけでなく、多くのアジア系セラーがeBayでアメリカ向けに発送する際に直面している共通の課題です。アジア全体で問題視されています。

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