9月のeBay越境ECで売れる商品とは?デミニミス撤廃後の賢い戦略を解説
9月のeBay越境ECで狙うべき商品ジャンルと、デミニミス撤廃後の関税対策について、JP.Company代表の荒木淳平が解説。セット販売の有効性や日本独自の強みを深掘りします。
CHAPTERS
- 00:00デミニミス撤廃の越境ECへの影響
- 00:439月にeBayで売れる商品、二大テーマ
- 01:36新学期・新生活グッズの具体例
- 03:45ハロウィン早期組向けグッズの具体例
- 05:58おまけ:冬支度・収納アイテムと番外編
- 08:08まとめ:9月の越境EC戦略とデミニミス対策
9月に入り、越境EC市場は冬商戦に向けて動き出しています。特にeBayでは、この時期ならではの需要が顕在化する一方で、最近の「デミニミス(少額輸入免税制度)」撤廃が、これまでと違う商品戦略を僕たちに求めているんですよね。
これまで関税がかからなかった800ドル以下の商品にも税金がかかるようになったことで、特に安価な商品を取り扱う場合は、その影響を無視できません。今回は、この新しい状況を踏まえつつ、9月にeBayで売れる商品と、僕が考える具体的な対策についてお話ししていこうと思います。
越境ECで9月に押さえるべき二大テーマとは?
9月の越境ECで売れる商品を考えるとき、僕は大きく分けて二つのテーマに注目しています。一つは「新学期・新生活グッズ」、そしてもう一つが「ハロウィン早期組向け」の商品です。これらは海外市場、特にアメリカやヨーロッパのライフサイクルに深く根差しているんですよ。
新学期・新生活グッズの需要
日本では4月が新学期のスタートですが、アメリカやヨーロッパでは9月からが新学期なんですよね。だから、この時期には新しい学用品や生活雑貨に対する需要がグッと高まります。僕たちの経験上、特に人気があるのは、日本のアニメキャラクターグッズや、日本独自の機能性を持ったアイテムです。
例えば、ジブリのペンケースやサンリオの文房具なんかは、海外でも非常に人気が高いんですよ。クロミちゃんやシナモロール、ハローキティといったキャラクターは、日本で買う方が種類も豊富で可愛いものが手に入りやすいので、越境ECでは定番商品になっています。
あとは、日本の「弁当文化」も海外で注目されていて、特に可愛いデザインの弁当箱は女の子に人気です。アメリカではサンドイッチが主流なので、日本のカラフルな弁当箱は珍しく、人目を引くアイテムになりますね。
僕が面白いと思うのは、「折りたたみ式ステンレスボトル」のような、日本独自のアイデア商品です。飲み終わったら小さくたためるシリコンボトルなんかは、使い勝手の良さから新しい感覚のアイテムとして、新学期に持ちたいという需要があります。新製品をセットにして売るのも有効な戦略だと思いますよ。
ハロウィン早期組を狙う
10月末に控えるハロウィンは、海外では一大イベントですよね。ただ、eBayで海外から商品を買うとなると、1週間前に注文するようなことはまずありません。10月の頭には手元に届いて欲しいと考える人が多いので、9月中には準備を始める「早期組」を狙うのが効果的です。
コスプレ系のアイテムは特に売れ筋です。ポケモンやマリオといった任天堂キャラクターのコスチュームは、日本から買いたいという人が多いですね。最近だと、映画の影響で「鬼滅の刃の羽織刀セット」なんかも、日本限定品があれば売れる可能性が高いと思っています。
僕が個人的に注目しているのは、猫や犬用のハロウィンコスチュームです。日本には可愛いデザインのものがたくさんあって、メルカリなんかでも個人で制作して売っている人がいるじゃないですか。アメリカはハロウィンの本場だからこそ、日本独自の可愛いコスチュームは差別化になりますよ。
それから、「LEDスカルガーランド」のような、ハロウィンらしいデコレーションアイテムも人気です。吊るすタイプのガーランドで、ガイコツが光るようなデザインは、パーティーを盛り上げるのにぴったりで、デザイン性の高いものは日本からでも購入したいという需要がありますね。
EC・オンライン物販
デミニミス撤廃後の越境EC戦略:セット販売の有効性
先ほども触れましたが、デミニミス(少額輸入免税制度)の撤廃は、越境EC事業者にとって非常に大きな変化です。これまで800ドル以下の商品には関税がかからなかったアメリカでも、これからは関税がかかるようになったわけですから、当然、販売戦略にも影響が出てきます。
原産国による関税率の違い
この変化の中で特に注意したいのが、商品の「原産国」です。日本製なのか、中国製なのか、インド製なのかによって、関税率が大きく変わってくるんですよ。一般的に、中国製やインド製の商品は関税率が高い傾向にあるので、デミニミスの影響をより強く受けることになります。
僕たちは商品を仕入れる段階で、どこで製造されたものなのかをしっかり確認しないといけない時代になったと感じています。特に安価な商品では、関税がかかることで顧客の購買意欲が下がってしまうリスクがあるんですよね。
「セット販売」で関税負担を薄める
じゃあ、この新しい状況にどう対応するかというと、僕が有効だと考えているのは「セット販売」です。例えば、5,000円の単価の低い商品に15%の関税がかかるのと、30,000円の商品に15%の関税がかかるのとでは、購入者にとっての「関税を払う感覚」が違うと思うんですよ。
消費税と同じように、ある程度の金額を払うのは仕方ないという感覚が海外の購入者にもある中で、単価を上げてしまえば、同じ税率がかかっても、商品価格全体に占める関税の割合が薄まりますよね。
例えば、ジブリのペンケースだけでなく、ノートや消しゴム、日本の可愛いシールなどをまとめて「新学期お楽しみセット」として売る。こうすることで、単価を上げつつ、購入者も複数の日本製品を一度に手に入れられるメリットがあります。
もちろん、eBayでしか買えないような一点物や、日本限定の希少なアイテムであれば、多少関税がかかっても購入者は買ってくれるでしょう。でも、どこでも買えるような商品だと、関税がかかることで競争力が落ちてしまうので、商品選びや販売方法には工夫が必要になってきます。
経営・チーム
9月は「冬支度」と「日本独自」アイテムも狙い目
9月はまだまだ暑い時期ですが、越境ECでは少し先の季節を見越した商品も動きます。特に「冬支度」関連のアイテムは、早めに準備を始める層に響くことが多いんです。
冬支度・収納アイテム
例えば、「吊り下げ型クローゼット収納ケース」は、冬物を効率的に収納するために重宝されます。また、日本の「布団圧縮袋セット」は、掃除機で吸って布団をコンパクトにできる優れもので、夏の布団をしまうために購入する海外の家庭が増えていると聞きます。
日本は湿気が多い国なので、「湿気取りシート」のような製品も非常に進化していますよね。布団の下に敷くタイプなどは、その機能性の高さから海外でも需要があります。
そして、「布団乾燥機」も面白い商品です。アメリカではベッドの敷きっぱなしが多いですが、一度日本の布団乾燥機でフカフカになった布団の気持ちよさを知ってしまうと、その快感を求めて購入する人もいるはずです。これらも、日本でしか手に入らないような、痒い所に手が届く製品が狙い目ですね。
番外編:アメリカを象徴するアイテム
少し毛色が変わりますが、番外編として「星条旗モチーフのピンバッジや国旗グッズ」も9月には動きます。独立記念日の7月ほどではないですが、新学期や様々なイベントに向けて需要があります。
また、「退役軍人へのギフトアイテム」や、自由の女神のような「アメリカ製の象徴的なプロダクト」も、特定の層には常に需要があるカテゴリーです。これは、僕たちが普段扱っているリユース品とも親和性が高い部分ですね。
今回は、9月のeBay越境ECで売れる商品と、デミニミス撤廃後の戦略についてお話ししました。まとめると、9月は「新学期・新生活グッズ」「ハロウィン早期組向け」、そして「冬支度を始める層」の三つのカテゴリーが特に狙い目だと思っています。
何よりも、デミニミス撤廃後の関税の影響を理解し、商品の原産国を確認すること、そして単価が低い商品は「セット販売」で付加価値を高めることが重要です。日本でしか買えない、あるいは日本の方が種類が豊富でデザイン性の高い商品を見つけ出し、賢く販売戦略を立てていくことが、これからの越境ECで成功する鍵になるんじゃないかなと思っています。ぜひ皆さんも、今回紹介した商品を参考に、9月の売上アップを目指してみてください。
FAQ
Q.デミニミス撤廃とは何ですか?
Q.デミニミス撤廃後、越境ECで特に注意すべき点は?
Q.9月にeBayで人気が出る「新学期・新生活グッズ」の具体例は?
Q.ハロウィングッズは9月中に販売すべきですか?
Q.デミニミス撤廃後の対策として「セット販売」が有効な理由は何ですか?
Q.9月に販売を検討できる「冬支度アイテム」にはどんなものがありますか?
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