経営者が語る、ワークライフバランスの本当の価値とは?僕が考える「個」を活かす働き方
JP.Company代表の荒木淳平が、ワークライフバランスに対する本音を語ります。個人の多様性を尊重し、柔軟な働き方を追求する経営者の視点から、現代社会の課題を深掘り。
CHAPTERS
- 00:00時代によって考え方は変わっていく
- 00:30社長が意識するワークライフバランス
- 02:00多様な働き方の重要性
- 03:30子供のワークライフバランスの矛盾
- 05:00日本の古いルールと柔軟性の欠如
- 07:00祝日制度への疑問と改善提案
- 08:30まとめ:個を活かす働き方へ
「ワークライフバランス」って、最近よく耳にする言葉ですよね。世の中では「取るべきだ」という風潮が強いように思うんですけど、僕自身は、この考え方ってすごく人に寄り切りなんじゃないかなって思っています。
ワークライフバランスを積極的に取るべき人もいれば、そこを無視してガンガン働きたい人もいる。どちらも正解だと思うんですよ。それぞれの考え方や置かれている状況によって、最適なバランスは全く違うはずじゃないですか。だから、特定のバランスを「正しい」と決めつけるのは違うんじゃないかなって、僕は感じています。
ワークライフバランスはなぜ「人それぞれ」なのか?
僕がそう思うのは、まず時代や世代によって、働き方に対する価値観が大きく変わってきているからだと思うんです。僕らの世代が社会に出た頃と、今の若い世代とでは、仕事に対する考え方も、プライベートとのバランスの取り方も、全然違うと思うんですよね。
例えば、僕自身は働きたいタイプなんです。正直なところ、ワークライフバランスを無視してでも仕事に打ち込みたい気持ちがある。だけど、子供が3人いるから、ライフの方を全くおろそかにするわけにはいかない。そこはもう、家庭という「ライフ」が優先されるべき状況にあるわけです。一方で、従業員に対しては、彼らが望むワークライフバランスを尊重したいと考えています。多様な働き方があっていい、というのが僕の基本的な考え方なんですよ。
会社としては、社員が気持ちよく働ける環境を提供したいと常に思っています。だから、ワークライフバランスを重視したい人には、それを整えてあげたい。だけど、中には「ガンガン働いて、その分ガンガン稼ぎたい」という人もいるじゃないですか。そういう人たちも、僕は正しいと思うんです。特に営業や仕入れといった、数字が直接問われる仕事では、そういった働き方が必要な場面も出てきます。だから、会社としてどちらか一方に偏るのではなく、両方の選択肢を提供できる体制が今っぽいんじゃないかと思うんですよね。
経営・チーム
ワークライフバランスを巡る「対立」は無意味だ
よくあるのが、ワークライフバランスを重視する人が、仕事重視の人を「働きすぎだ」と批判したり、逆に仕事重視の人が、バランスを求める人を「やる気がない」と決めつけたりするケースです。でも、これってすごく意味がないことだと思うんですよ。だって、人それぞれ価値観も状況も違うわけだから、お互いが自分の価値観を相手に押し付けようとする必要なんて全くないじゃないですか。
僕の会社、JP.Companyも、まだまだ道半ばではあるんですけど、社員がそれぞれの働き方を選べるような体制を整えようとしています。例えば、僕らが事業を始めたきっかけって、最初は僕一人で始めて、出品量を増やすために人を増やしていった、という経緯があるんです。だから、社員のみんなには「仕事をしてくれてありがとう」という感謝の気持ちが根本にある。無理して働かせる、という感覚にはならないんですよね。基本的には、契約した時間内で最高のパフォーマンスを出してもらうのが理想だし、残業ありきで人数を揃えるのは違うと思っています。だから、残業を減らすために人を増やす、という考え方をしています。
ただ、一方で、うちのバイヤーなんかは、本当に全国を飛び回ってめちゃくちゃ忙しいんですよ。彼らはまさに「ガンガン働く」タイプ。だから、そういう職種に対しては、また別の考え方や評価軸が必要になる。そこはまだ完璧ではないんですけど、会社の中で多様な働き方が選べる環境を目指していきたいな、と考えています。
経営者の視点
「子供のワークライフバランス」が無視されている矛盾
ワークライフバランスの話をしていると、最近すごく感じるのが、「子供たちのワークライフバランス」って、全然守られていないんじゃないか、という矛盾です。大人の労働者には労働基準法(労基法)があって、残業規制や休憩時間の確保が義務付けられていますよね。若い芽を潰さないように、という配慮もあると思うんです。それはもちろん大事なことだと思います。
だけど、子供たちはどうでしょう? 小学生でも、朝から夕方まで学校で授業を受けて、その後に習い事やスポーツ、塾といった活動がぎっしり。さらに、宿題がものすごく多いじゃないですか。僕が小学生だった頃なんて、毎日宿題なんてなかったですよ。土日にがっつり宿題が出るなんてこともなかった。でも、今の子供たちは毎日、しかも土日も大量の宿題をこなしている。これって、**子供たちにとっての「残業」**じゃないかと思うんです。しかも、やらないと親まで怒られたりする。これは強制労働に近いんじゃないかって。
大人は「家に仕事を持ち帰るな」「残業は減らせ」と言われているのに、子供たちには「残業(宿題)をしろ」と強制している。しかも、その宿題の内容が、本当に子供たちの成長にとって意味があるのか疑問に感じるものも少なくない。遊びの時間や、自分で自由に考える時間が奪われているんじゃないかって、すごく心配になるんです。教育委員会とか、国全体で子供たちの「教育と遊びのバランス」をもっと真剣に考えるべきじゃないか、と強く思うんですよね。自由な時間を与えて、何をやるかやらないかは子供たち自身に決めさせる。そんな環境こそが、子供たちの創造性を育むんじゃないかと、僕は考えています。
柔軟な働き方を阻む「古いルール」をどう変えるか
僕が感じるのは、今の日本には、個人の自由な働き方を阻害するような「古いルール」や考え方がまだまだ根強く残っているということです。例えば、労働基準法はブラック企業から労働者を守るために必要な側面もあると思うんですけど、一方で、もっと柔軟で効率的な働き方をしたい企業や個人にとっては、足かせになっている部分もあるんじゃないでしょうか。
僕は以前から、もっと働き方を自由にできたらいいのに、と考えているアイデアがあります。例えば、休憩時間をある程度自由に取れる仕組みです。朝9時に出社して、お昼に3時間の休憩を取って映画を見に行ってもいい。そして夜は8時や9時まで働く。会社としてのパフォーマンスが同じであれば、昼間に病院に行ったり、役所の手続きをしたり、空いている時間にリフレッシュしたりできるじゃないですか。だけど、今の制度では、こういった柔軟な働き方は非常に取りづらいのが現状なんですよね。
また、日本の祝日制度もそうです。日本は世界で一番祝日が多いと言われていますけど、祝日ってどうしても混雑しますし、旅行に行くにも高くなる。みんなが一律で休むから、かえって非効率になっている部分があると思うんです。アメリカのように祝日は少ないけど、その分有給休暇を自由に取れる、という方が、よっぽど個人のライフスタイルに合わせやすいんじゃないかって思うんですよね。みんなで一律の行動をさせるのではなく、もっと個人が選択できる、分散型の社会になれば、もっと楽しく効率的に働けるようになるんじゃないかな、と心から願っています。
結局のところ、ワークライフバランスというのは、誰かに決められた「正しいバランス」ではなく、一人ひとりが自分にとって最適なバランスを見つけ、それを実現できる社会が理想なんだと思います。そのためには、会社も、国も、そして私たち一人ひとりも、古い常識にとらわれず、柔軟に考え方や仕組みを変えていく必要があるんじゃないでしょうか。そうすれば、もっと多くの人が楽しく仕事をして、充実した人生を送れるようになるはずです。
FAQ
Q.ワークライフバランスとは何ですか?
Q.荒木淳平社長はワークライフバランスをどう考えていますか?
Q.JP.Companyでは従業員の働き方についてどのような方針ですか?
Q.子供のワークライフバランスについてどう思いますか?
Q.日本の労働環境や法律の課題は何ですか?
Q.日本の祝日制度について、荒木社長はどのように考えていますか?
Q.柔軟な働き方を取り入れることで、会社にどのようなメリットがありますか?
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